大学生の時に自然と融合したこの土木構造物をみてものすごく感動しました。
白水堰えん堤ていは、昭和13年に水不足対策として造られた小型ダムです。 水が階段状になって落ちる様子がとても美しく、近代遺産として国の重要文化財にも指定されています。景観的な美しさのためにこのような形となっているのではなく、この地点の地質と水流、下流の軟弱な地盤を考慮して落下する水の流速を調節するように堰堤の形が工夫されています。いつか、こんな風に自然と共にあるような土木構造物を造ってみたいと思いました。



　公務員になるのは実は2度目です。
　高校卒業後、防衛大学に入りました。（写真向かって左端が本人）パイロットに憧れていまして…。パイロットの夢は視力が足りなかったことであきらめることになりましたが、1年間の訓練生活で得たことはとても貴重な経験です。
　現在、静岡県の土木技師として袋井土木事務所に勤めております。県民が安心して生活できるような社会基盤整備、豊かでうるおいのある空間の創造を目指し職務をまっとうしていきたいと思います。
　協働事業などで住民の方々と県の事業について考える機会があります。利用者としての視点を忘れずに仕事を進めていきたいと思います。