学校紹介

　本校の通学区は、浅羽町の諸井・山の手・浅羽地区の一部です。山間部で休校・廃校が相次いでいた時期の平成3年4月に、浅羽北小学校の児童数増加に伴い、分離独立して開校しました。今年度は、児童348人、職員24人でスタートしました。

　校舎は、古新田遺跡の上に建っていて、かっての生活ぶりを模したタイル壁画が、北校舎東壁を彩っています。また、廊下と教室との区切りが自由なオープンスペースを中心に、自然採光をふんだんに取り入れた設計になっています。また、インターブロックを敷き詰めて上履きのまま活動できる中庭などがあります。

　本校の教育は、遺跡にちなんで名付けた「古・新・田・学習カリキュラム」を実施しているところが特徴です。「古」では、昔から大切にしてきた伝統文化や道徳的規範を受け継ぎ、故郷を愛する心や態度を育てること。「新」では、児童の個々の可能性を導き出し、何事にも創意をもって工夫して取り組む態度を育てること、そして、積極的に情報公開することや説明責任を果たしながら、保護者や地域の人々と共に、さらなる新しい学校づくりをしつづけること。「田」では、少人数指導などの指導法を工夫して、学習や生活の基礎基本を徹底することなどです。これらの3つを互いに関連させる活動が、児童が自ら楽しく学習する「確かな学力育成プラン」と、地域の里山での体験活動をとおして総合的な活動をする「里山プラン」と、児童が安心して学習に取り組める環境づくりをする「家庭・地域連携プラン」です。

　このように「地域に根ざした学校にする」ことをモットーにしています。里山での総合的な学習では「里山の会」のみなさん、読み聞かせでは、「ぐりとぐらの会」やPTAの学年部のみなさん、学校図書館を利用した活動では、図書館ボランティアのみなさんが、年間を通して計画的に支援してくれています。また、多くの保護者や地域の方々が、学習ボランティアや学年・学校行事へ積極的に参加してくれています。

　これからも地域の期待や信頼に真摯に応えるため、一人一人が諸活動に一生懸命取り組み、輝く笑顔で一杯の学校づくりに努めます。

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