幸せは自分自身で 　イラクで韓国人が拉致されたが、韓国政府はテロに屈せず予定通り追加派兵を表明すると、被害者は遺体で発見され、その惨むごさに多くの人達は大変な衝撃を覚えました。 　国内でも、大騒ぎとなった平和主義者のボランティア活動家3人の人質事件が、いまだ記憶に新しいところであります。 　3人は外務省が退避勧告を促していた危険な地域に、自ら飛び込んで不覚にも拉致されたようです。 　拉致家族が「政府は救出に何もしてくれない」と不満を口にする姿を見て、「自覚を欠いた無責任な行動に謝罪の言葉もないのか！」と怒りの声が沸わき起り、 『自己責任』が時の話題となりました。 　従来、行政から過剰に保護されてきた業界の企業経営者ほど、自らの業績の浮沈をとかく政治や社会の所せ為いにしがちで、時代がどんなに変化しても他人依存・・・・（自己責任の対語か？）意識はやはり高いと思うのです。 　そこで想い出すのは、20数年前、ある会社の倉庫の外壁にこんなスローガンが大たい書しょされていました。 　『強い心と丈夫な身体、幸せは自分自身でつくるもの』（T.I）

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