建設と自然

　建設業（土木）全般にイメージとして、「山を切り開く」、といった自然に対して手を入れている、悪い言い方をすれば、自然を壊しているといった考えをもっている方も多いのでは？
　しかし、人間は欲張りな生き物であり、「暮らしやすい環境がほしいが、自然は大切にしなくてはいけない」といった矛盾点が出てきます。そんな中、建設業は「ビオトープ」を手掛けています。
　ビオトープとは、ドイツ語で「生き物のすむ場所」という意味です。また最近では、色々な種類の生き物が、自分の力で生きていくことのできる自然環境をそなえた場所を、ビオトープと呼んでいます。
　静岡県西部地区にもビオトープは多々あり、磐田郡竜洋町の昆虫自然観察公園、磐田市の桶ヶ谷沼、掛川市吉岡の春林院敷地内にある自然公園等があります。
　最近では建設業という枠を越え、学校教育の一環として小笠北小学校の「ゆめトープ」、掛川第二小学校の「掛二っ湖」「田んぼ池」等があります。
　各市町村で、環境についていろいろな環境フォーラム等開催していますが、もっと我々建設業界は自然と環境の調和を考えた設計・施工を考えなければいけないのではないでしょうか？

▼掛川市吉岡の春林院敷地内にある自然公園

春林院古墳自然公園
住所：〒436-0115 掛川市吉岡1051番地
電話：0537-26-2626
料金：無料

ビオトープ等の写真、ホームページのリンク先を掲載しましたので参考にご覧になってください。

昆虫自然観察公園	http://www.enshu-net.or.jp/r-camp/konchu/
小笠北小学校「ゆめトープ」	http://www.shizuoka-c.ed.jp/ogasakita-e/index.htm
磐田市桶ヶ谷沼	http://www.city.iwata.shizuoka.jp/tombo/okegaya-toha.htm

掛川第二小学校の「掛二っ湖」「田んぼ池」は掛川市役所環境保全課で発表会のビデオを借りることができます。

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