つちおと第103号-協会ALBUM
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リスクアセスメント
 昨今、耳目する言葉に「リスクアセスメント」がある。
 ここのところ労働基準監督署は、「現場に潜む危険を前もって見つけ出し、危険度を質的・量的に評価して対策を練り、労災撲滅に役立ててほしい」と指導されている。
 ところで、社員の幸せを求めての企業経営の使命は、まず事業を継続させることが第一であり、地域社会に貢献し、環境の保全に配慮しつつ、適正な利潤を追求して、経営内容の充実、かつ規模の拡大を目指すことである。
 さらに事業を継続させるためには、日々の業務にとって支障となる課題や発生する問題を整理、解決し、想定される危険な要素を見つけ出し、危険度を評価し、事前に有効な対策を立てることが必要である。
 メディアを賑わしたあのホテル、エレベーター、瞬間湯沸器、東京大停電を垣間見るに、事業の継続を危うくする事故・事件は枚挙に暇(いとま)がない。
 ひとたび事故・事件が発生すれば、企業にとって直接的な人的・物的な経済的損失ばかりでなく、間接的に発生する社会的な信用の失墜は計り知れなく、時には企業の存続が危ぶむ。
 私どもは夫々の持ち場、立場で責任と役割を果たすべく、危険を予見し危険度を判断する能力・感性を磨くことが、事業継続の重要な責務の一つであろう。(T・I)
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