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袋井市森町広域行政組合が運営する可燃ごみ処理施設「中遠クリーンセンター」が3月末に完成しました。(3月24日(月)より稼働) 今まで豊沢地区にあった施設は約15年の年月が経過し、施設の老朽化が目立ち、また、ごみ処理の広域化に伴い、隣りの笠原地区に新しく建設されました。 敷地面積約12,000m2に延床面積約7,800m2、地下1階、地上4階の溶融炉方式の処理施設です。 この施設の特長は、可燃ごみや可燃性粗大ごみのほか、下水やし尿の汚泥なども焼却することができ、また、灰分なども1,700℃〜1,800℃の高温で溶かしてしまいます。 そして、それらのスラグ・メタルと呼ばれる溶融物は、全量を資源として利用されます。 また、蒸気タービンにより発電を行い、センター内施設の電力として利用します。さらに余熱は場外施設への温水供給として利用される予定です。 また、私たちが一番気になる、ダイオキシンやばいじんなどの環境対策はどのようになっているのでしょうか。 ![]() ごみを高温処理することでダイオキシンの発生を抑え、熱分解ガスも完全燃焼させる。そして、高温の排ガスは急冷され再合成を抑える。また、排ガス中に活性炭を吹き込みダイオキシンを吸着させて捕集する。 ![]() 硫黄酸化物や塩化水素は、消石灰と化学反応させ無害化し、ばいじんと共にバグフィルターで捕集する。 <排ガス排出規制値>
<工事概要>
<主要設備概要>
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専用燃焼室の設置 出口温度850℃、ガス滞留時間2秒以上を保ち、専用の燃焼室で適正な燃焼制御を徹底することによりダイオキシン類を分解します。
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集じん器でのダスト捕集 集じん器内を通過させることで、
排ガス中のダストをろ布で捕集します。 ![]() |
触媒脱硝塔での分解処理 触媒により、窒素酸化物を窒素や水などの無害な物質に分解します。
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中遠クリーンセンター施設概要 ■所在地 袋井市岡崎6635番地の192 ■工事費 62億2,650万円 ■施設構造 地下1階、地上4階(敷地面積 約12,000u 延床面積 約7,800u) ■処理能力 132トン/日(66トン/日×2炉) ■処理対象物 可燃ごみ、可燃性粗大ごみ(たんす、布団、じゅうたん類)、破砕処理残さ、下水汚泥、し尿汚泥 |
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