<学びの大樹「せんだん」が西山口小のシンボル>
本校は、明治22年の開校以来、校庭の「せんだん」が子どもたちを見守っています。
春には、堅い幹や枝から芽吹きがあり、夏には葉を繁らせて大きな木陰をつくっています。黄色い実が鈴なりになる秋、空っ風を防ぎながら凛とたつ冬、100年以上もの間、風雨にも日照りにも耐え続けているせんだんの生命力に感動します。そのせんだんに負けない西山口の子になろうと弱さを乗り越えて強い心でがんばろうと励んでいます。
昭和41年に制定された「雄飛」が校章です。美しい白鳥が羽をいっぱいに広げ、大きく大空にはばたき、雄飛する象徴です。自信と誇りをもって西山口小を築き上げようとの心が込められています。
現在、児童数447人(H17.12月)15学級の学校です。
本学区は、掛川市旧市街に接続する東部周辺にあり、東西に走る旧東海道に沿って発達した純農村地帯でしたが、国道1号線の開通に伴い、中小の工場が進出し、住宅も増加して農村としての面影はなくなりました。
近年、金城・青葉台・薗ヶ谷・宮脇の住宅地や民間、公共による大きな施設も増え、交通頻繁な国道1号線や東名掛川インター、バイパス宮脇インター開設に伴い、交通量も益々増えています。満水の「つま恋」や「環境資源ギャラリー」も学区内にあります。
学校教育目標は「やさしく かしこく たくましく」、重点目標は「みつけよう みがき合おう」です。「主体性」と「かかわり」の視点から全ての活動を見据え、見定め、具現化を図っています。
子どもたちの自慢は、笑顔あふれるあいさつと見つけて働く清掃です。児童会が中心となって、学校に渦をつくっています。授業の中でも友達の発言をじっくり聴き取り、わかるように話す「聴く・話す名人」を目指しています。
また、学校の支えである地域のみなさんが各種のボランティアとして協力してくださり、心強く、ありがたいです。 |