この工事は、袋井土木事務所発注の砂防工事であります。
河川名は下紙川。
どんな由来でつけられたか、ちょっと気にかかる名前です。
改修以前は、幅が狭く、蛇行していて大雨・台風等による影響を受けやすい川の形態で地域住民の人達が、心配していた河川ではないかと思われます。
かなり前より下流より改修工事がおこなわれ、当初は、護岸に間知ブロック・植生ブロック等で施工されていたのですが、3年ほど前から丸太と石による校倉式護岸工に変わり、外観状、見た目にも良く、又、自然にやさしく、施工に於いても、積み木を積み上げている感覚で実に楽しく仕事をさせていただきました。又、材料元の天竜森林組合の担当の方々には、私どもからの施工図に対し、緻密な対応をしていただき、段取り良く、仕事が完成に至りました。今回の工事をもって下紙川の改修工事がほぼ終わり、地元の方々も一安心しているのではないでしょうか。